海勉 Studies of the ocean

国民共有の財産である海洋水産資源の管理は国民に開かれた政策の下で科学的に行われなければならない

意見

データや科学的知見が少ないのなら漁獲は控え目にしなければならない

(2023年3月7日、獲り残し資源量一定方策(CES)の部分を修正) 先日ネット上で水産庁の資料(日付が書かれておらず、グラフも2011年までだから10年くらい昔のもの?) を見つけました。この中で科学的知見が足りないことを理由に漁獲可能量(TAC)を決定し…

魚を無料配布するより対価を払って魚を食べる価値観を育てるべきである

幾つかの地方自治体のイベントで、魚の無料配布が行われています。配布される魚種は、鮭や秋刀魚などがあります。筆者はこのような行事の開催に反対します。参加者はきちんと自分でお金を払って魚を購入すべきです。魚の無料配布は漁業者団体もしくは自治体…

根拠薄弱な「資源状態」は誤解を招くから記載すべきではない。

国立研究開発法人水産研究・教育機構が毎年発行している魚種別資源評価の資源水準は、資源情報が多い一部の魚種を除いて記載を取り止めるべきです。 令和2年度資源評価結果 まずこの記事で私が取り上げている「資源状態」とは上のリンク先(2021年12月6日閲…